春愁 [詩・画]
陽だまりの暖かさ
せせらぎ
雪解けが春を知らせるけど
流れる水は冷たき
枝に堅いつぼみ
あといくつの寒暖を繰り返せば
花は開くのか
まだ融けきらない道端の雪
白いままのそれを
踏みつけて歩く
こんなにも長い時を
振り返り歩くのは
流れを止める事が出来ないから
いつの日か
許せるだろうか
いつの日か
優しくなれるだろうか
吹く風の冷たさよ
今はまだ
襟をかき合わせて歩く
ただ前を見据えて
(C) 2014 Naho Yuuki All right reserved
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ご無沙汰しております。
侘びの世界ですね。春愁というタイトルもまた、味があります。
by しむらなお (2014-03-13 11:16)
しむらさんおはようございます。ご無沙汰ですね^^
コメントありがとうございました。
今は未だ…でも、その先の見通しは明るいのだと信じて、季節が移り行く間際と心情を重ね合わせて表現してみました。
春は私の大好きな季節ですが、桜の時期はまだもうちょっと先。
待ち遠しいですネ。
by 結城 奈保 (2014-03-14 09:44)