modify [詩・画]
散りばめられた 眩い
想い出という記憶が
少しずつ
明りを消してゆく
まるで眠りに就くように
君は遠くから そっと
その指先ひとつで
私の想いすら
操れるのだね
そのタクトのリズムで
揺蕩う想いに合わせて
重ねてきた時の記憶が
目の前から遠ざかるように
露のように零れ落ちた
それが寂しくないと言えば
嘘になるけど
きっと このまま
立ち止まっていられない
だから 少しずつ
苦しくても
迷い子にならないように
私は私の道を探して
歩き出そうと思う
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